伝統の郡内織

山梨県都留市は、江戸時代徳川家光の重心秋元氏が納めた谷村城、勝山城の城下町でした。秋元氏は、3代に渡り、郡内縞(正絹の縞模様の郡内織)を郡内地域(山梨県東部地区)の大切な財源として、江戸や京都、大阪まで広めました。

郡内織は細番手の経糸(たていと)と緯糸(よこいと)をあらかじめ染色し、整経(経糸を織り出しのできるように並べる)を行い、紋紙という柄の出し方を指示するパンチカードにしたがって、織りながら繊細な色や柄を表現していきます。
1枚の布ができるまで、「機屋さん」「糸屋さん」「染色屋さん」など、たくさんの職人さんの力を借りて、弊店がオーケストラの指揮をするようにオリジナルの生地を作り上げます。

弊店商品の多くは、商社様や百貨店・専門店様向けの商品として一般販売を行っておりませんでしたが、ご利用いただく皆様に直接販売することで「郡内織」を知っていただける機会として、公式オンラインストアを開設いたしました。

郡内織物問屋森島商店は、かつては都留市の一大産業であった郡内織を、郡内地区の腕のいい機屋(はたや)さん達と、今も守り続け、今に活かしています。

GUN NAI ORI

創業50年以上座布団や座布団カバーなど和物商品の製造販売を行ってきた弊店ですが、洋式生活環境が一般化する中で、より生活になじんだ郡内織の商品を展開すべく、新しく「GUN NAI ORI」のブランド化を行いました。クッションやタペストリーを、弊店で所有する伝統柄をふんだんに使った貴重な生地でオーダーメイドで製造する商品です。一点一点、生地から裁断し、製造しますのでお時間を頂戴しますが、弊店の自信の逸品です。

お好きな生地を選んで商品出来上がりをシュミレーション出来ます。ゲーム感覚で変化する商品をご覧いただき、お気に入りの生地等の番号を記入なさって、お買い上げ下さい。

おすすめ商品

生地の質や縫製技術で自信を持ってオススメいたします